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【男性の育児休業】3ヵ月取得した経験から考える良かったこと

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 私は今年第一子が生まれ、男性で普通の企業に勤めるサラリーマンですが『育児休業』を3ヵ月取得しました。

 

日本では男性の取得率がまだまだ低い中、とても珍しいことだと思います。

 

もちろん私が勤める会社においてもかなり珍しく、取得にはとても勇気がいることでした。

 

しかし実際取ってみて感じたのは『育児休業を取得して本当に良かった』という気持ちです。

 

本日はそんな私の経験から『男性が育児休業を取って良かったこと』を記事にしてみたいと思います。

 

こんな人に読んで欲しい☝
  • 男性で育児休業取得を迷っている方
  • 男性に育児休業を取って欲しい女性の方

 

 

育児休業は労働者の権利である

<育児休業とは>

育児・介護休業法によって定められた休業制度。1歳未満の子どもを育てているなど、条件を満たすことで取得できる『働く人が持つ権利』

 

まず初めにお伝えしたいとのは、『育児休業』は労働者が堂々と行使することが出来る『権利』であるということです。

 

男性の中にも『育児休業』に対して興味を持っている方もおられると思います。

 

しかしまだまだ取得者が少ないことから、どうしても1歩踏み出せない方も多いかと思います。

(私も実際すっごく悩みました...!)

 

けれど法律にも定められている権利に対して、引け目を感じるのはとても勿体ないことだと思います。

 

少しでも『育児休業』の取得を迷っている方は、正々堂々とこの『権利』を行使して先駆者になるべきだと思います!

 

取得によるデメリットなど実は人生において大したことではなく、むしろ『得られる良いこと』の方が沢山あります!

 

ここからは具体的に『どんな良いことが待っているか』を、私の実体験をもとにお伝えしていきたいと思います!

育児休業を取って良かったこと

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最大で1年、場合によっては2年間給付金を貰いながら取得できる育児休業ですが、私は3ヵ月間のみ取得をしました。

 

その3ヵ月だけでも本当に取得して良かったことは沢山ありました。

子どもの成長を間近で見ることができた

何と言っても『子どもの成長を間近で見ることができた』ことは育児休業取得で一番良かったことです。

 

寝返りをする瞬間・ずりバイをする瞬間・つかまり立ちする瞬間、初めての瞬間を全てこの目におさめることが出来ました。

 

人生でたった1回しかないその瞬間を、家族3人で迎えられることは本当に幸せなことです。

 

もう一度言います。仕事はこれからずっと続きますが『子どもの初めての行動は人生でたった1回だけ』です。

 

育児休業を取るとその瞬間に立ち会うことが出来ます。

妻の大変さを理解することができた

 育児休業を取得するともちろん毎日家にいるので、必然的に家事も手伝うようになります。

 

普段は日中仕事い行っていて妻が家でどんな行動をしているのか、あまり知らない方も多いと思います。

 

実際1日家にいると『結構忙しくて動き回っている』んですよね。

 

掃除・洗濯・買い物・料理と、本当に毎日大変な中頑張ってくれていたんだなと、今まで気が付かなかった妻の大変さが分かります。

 

結婚をし子どもが生まれたこのタイミングでそのことに気が付けたことは、今後の結婚生活において間違いなく意味のあることだった思います。

パパ見知りされることがなかった

子どもがいる友人の話を聞いていると、普段仕事に行っていてパパの顔を見る機会が少ない子どもは『パパ見知り』をすることもあるそうですね。

 

愛する我が子に素っ気ない態度を取られたら...想像しただけで悲しくなっちゃいます!(笑)

 

育児休業を取ると毎日一緒に笑い合っているのでそんな心配は全くありません!

 

むしろいっぱいパパに懐いてくれるようになります!

 

これも育児休業取得の大きなメリットの1だったと思います。

家族と一緒に沢山の想い出ができた

育児休業取得中は『平日にもお出かけ』をすることが出来ます。

 

平日はどこに行っても空いているし、旅行なども休日より安く行くことが出来ます。

 

そんな平日を活用して家族3人で沢山のお出かけをすることができました。

 

それに仕事をしている時は、休日でも仕事の気になることを考えてしまい『お出かけを心から楽しめない』ことがありました。

 

けれど育児休業中は何も考える必要がありません!

 

とにかく『家族との時間に集中して楽しむ』ことが出来ます。

 

育児休業ならではの特権ではないでしょうか。

一連の育児をこなせるようになった

育児休業中はある意味『子育て』が仕事のようなものです。

 

必然的に育児をやる機会が多くなりますし、授乳以外の育児はほぼ完璧にこなすことができるようになります。

 

そうなると一日子どもの面倒を見て妻を遊びに行かせ、ストレスを取ってあげることもできます。

 

そんなことを繰り返していると『妻との関係』もとっても良好になっていきます。

趣味に費やせる時間が増えた

あまり声を大にして言ってよいかは分かりませんが、仕事に行っている時よりも自由な時間が増えて『趣味に費やせる時間』も増えました。

 

私の場合育児休業中に趣味のブログを作り込んで、念願の『アドセンス』にも合格することができました!

 

ちょっと視点の違う部分かもしれませんが、育児休業取得にはこんな良いこともあります!

新しい価値観を持つことが出来た

子どもや妻と沢山の時間を過ごしていると、今までとは違った『新しい価値観』を持つこともできるようになりました。

 

それまでは比較的仕事人間だったのですが、家族との時間を沢山過ごした結果『家族の大切さ』を改めて感じることができました。

 

今まで頑張ってきた仕事は何の為に頑張るのか、それが『家族』という考えを持つことができ、ワークライフバランスを考えるようにもなりました。

 

育児休業を取らずに仕事人間のまま時を過ごしていたら、もしかしたらいつか妻にそっぽ向かれる日が来ていてかもしれません...(笑)

仕事に対するやる気が前にも増した!

3ヵ月仕事をお休みすると『復帰に対する不安』よりも、戻った時に『今まで以上に頑張ろう!』という気持ちの方が大きくなりました。

 

何だかエネルギーが充電されたような気分と、『心機一転・新しい人生のスタート』のような晴れ晴れしい気持ちがありました。

 

少し仕事だけの人生にマンネリ感を持たれている方や、同じことの繰り返しで疲れた方などは、是非思い切って『育児休業』を取ってみることをお勧め致します。

 

『新しい人生の扉を開けるきっかけ』になってくれるかもしれませんよ。

育児休業を取って大変だったこと

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さてここまでは『育児休業を取得して良かったこと』をお伝えさせて頂きました。

 

ここからは反対に『大変だったこと』をお伝えしたいと思います。

育児休業中は給料を貰えなかった

会社によっては育児休業中も一部お給料が貰えるようなすごく素敵なところもあるかもしれませんが、私の場合はお給料は頂けませんでした。

 

もちろん『育児休業給付金』を貰うことが出来るので収入が0になるわけではありません。

 

育児休業給付金とは☝

雇用保険から支払われる給付金で、以下の要件を満たす方は「育休前の賃金月額×67%(育休開始から6カ月経過後は50%)」が貰える

<育児休業給付金の基本条件>

  • 子どもが1歳の誕生日を迎えるまで
    ※該当要件を満たす場合は最長2歳

  • 育児休業前2年間で、雇用保険の被保険者期間が12か月以上あること

    ※11日以上働いている月が12ヵ月以上

しかし実際手元にお金が来るのは申請から少し先になりますし、何より2ヵ月に1回のペースでの支給になります。

 

育児休業取得直後に生活に困らないように、この辺りは事前にある程度準備をしておいた方が良いと思います。

育児休業の取得を迷っている男性へ

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最後に『育児休業取得を迷っている男性』へ是非お伝えしたいことがあります。

 

一番の不安って『会社の目』ではないでしょうか?

 

私の場合取得を申し出た時、前例の少ないことだったので少し驚かれました。

 

けれどすぐに快く受入れて貰え、周りのメンバーからも応援の言葉を頂きました。

 

そして復帰をした時も、驚く程快く私のことを受け入れてくれました。

 

まだまだ前例の少ないことで勇気が持てない方も沢山いらっしゃるかと思います。

 

けれどほんのちょっとの勇気と引き換えに、本当にかけがえのない『経験と時間』を手にすることが出来ます。

 

日本という国自体も男性の取得を後押ししています。

 

少しでも取得迷っている方は、是非1歩踏み出してみて下さい。

 

思っているより会社も快く受け入れてくれるかもしれませんよ。

最後に

本日は3ヵ月育児休業を取得した私の実体験をもとに、『育児休業を取得して良かったこと』をお伝えさせて頂きました。

 

会社員になると長いお休みなんてほとんどないまま定年を迎えていきますよね。

 

ちょっとした『人生の夏休み』と思って、大切なお子さんとパートナーの為に休んでみるのも良いのではないでしょうか。

 

最後までご拝読頂きありがとうございました。